2012年01月16日

黒江ぬりもの館





漆器の町、黒江のシンボルともなっている
「黒江ぬりもの館」。
昔ながらの職人の家をそのままに使う漆器の直売ショップで、
3年前には、素敵なカフェもオープン。
ランチやスイーツで観光客や地元の人の憩いの場所になっています。




「JAPAN」と外国で呼ばれる日本の伝統工芸、漆器。
かつて、その日本3大産地のひとつに数えられていたのが、海南市の黒江で、
家がノコギリの刃状に立ち並ぶ、独特の家並みが有名です。






川端通りから1本入った路地に「黒江ぬりもの館」はあります。
静かな町の一角、ほんとに、すぽん…と



タイムスリップしたような感覚に






築150年を越える建物は、中に入ってじっくり見られるだけでもわくわく。
店内には、優れた工芸漆器から、日常使いのものまで多彩に揃います。




紀州びなや、ビアグラス、ランチボックス、アクセサリーなど、センスあふれる漆器小物。
500円、1000円…など、意外と手頃なお値段で買えるものもたくさんあります。


















カフェでは、かの人気店ガネーシュのカレーをランチで。
しっとり和風の空間でいただくエスニックな味がこれまたよいface02
16穀米でヘルシーに。使ってる食器にも注目。スプーンもかわいい漆器製品。




icon28まろやかなコク 味わいカリー 800円
icon28辛口タイ風 ナスのグリーンカリー 800円
icon28鶏肉いっぱい、ピリッと 紀州地鶏カリー 900円
※ランチタイム11:00~14:00 ※+200円でドリンク付


そして、絶対に食べてみてほしいのが

黒江スイーツik_83


「黒江」の「黒」をイメージして、紀州備長炭を織り込んだお菓子たち。女性にうれしい備長炭のデトックス美容効果も…!
カフェでいただけるのはもちろん、手みやげにとしても大人気です。



ik_07黒江スイーツセット 600円
  バウム、パウンド、クッキー、ゼリーまたはわらび餅+ドリンク


   

しっとり&ふわふわ生地の「紀州黒江ばあむ」(写真奥)
地酒「黒牛」の風味が極上「黒牛黒江パウンド」(写真手前)







さくっと食感も魅力の
「黒江くっきぃ」





こちらは店内食のみ。
も~っちり「黒江わらびもち」おいしすぎる…ik_83








カフェがオープンしてから、観光客はもちろん、
地元の人の憩いの場所としてもおなじみになりました。




毎日通うというご近所のおばあちゃんたち。この日はたまたま2人だったけれど、いつも3人組、黒江キャンディーズなんだってik_15




1階はこのようなショップ&カフェ。2階はレンタルスペースで、1日2000円。
ギャラリーやイベント、また、持ち込みの女子会なんていう利用もあり。

そして根来塗り研ぎ出し体験も人気。お椀ではなく、半月膳や花皿、というのがおしゃれです。




ik_48半月膳 1000円  ik_48花皿 1000円
所要時間 約1時間 表面塗装で仕上げて約1ヵ月後に発送(送料別)
※5名以上は要予約 定員40名




           

←黒江ぬりもの館 代表の角野さん(右)とマネージャーの池端さん
地元産業のPRやまちづくり、居場所の機能を発揮する「黒江ぬりもの館」。
運営するのは、地元中心の主婦などが集まった任意団体です。
黒江の恒例のイベント「漆器まつり」で、オープンカフェを実施していた角野さんたちに声がかかり、カフェやスイーツが始まりました。
スイーツの人気は上々で、メディアでも様々に紹介されています。
まだ食べてない~という方は、ぜひ、スイーツのためだけにでも黒江に行ってみて~ik_07

黒江ぬりもの館
TEL/FAX 073-482-5321

海南市黒江680
10:00~16:00
月曜火曜休
http://kuroe-nurimonokan.jp/

✩イベント
第2回 紀州・海南 黒江ぬりもの館落語会
バレンタインデー直前企画~なぐさめあう男たち~
2月5日(日) 13:30開演
桂枝會丸さんのお弟子さんたちの落語会です
参加無料※飲食は別途




  

Posted by わかやまNPOセンター at 17:48Comments(1)