2011年12月01日

かつらぎ町御所観光農園





和歌山で、りんごができるのをご存知かなface02
青森やら長野やらのもんでは…と思っている方が多いでしょう。
そこは、バナナとパイナップル以外はなんでもできるというicon14フルーツの町、かつらぎ。
これがまた、甘~い、みずみずしい~、味わい抜群!しかも、もぎたての直売、
絶対わすれられない味。だからリピーターがいっぱいなんですik_83


それにしても、りんごって、カワイクて絵になるよ




さて、かつらぎのどこで、りんご狩りができるのでしょう。
R24からR480を高野山に向かう途中、右折していったところにある、山間の小さな里

御所地区



そう、ピオーネぶどうでお馴染みの御所です。御所観光組合には、ぶどう農園12ヵ所、りんご農園3ヵ所が所属して、もぎとりを行なっています。

・・・・・infomation・・・・・
ik_48ぶどう狩り※ピオーネ
 ・8/22~9/25頃
 ・中学生以上1000円 幼稚園~小学生700円 食べ放題
ik_48りんご狩り
 ・津軽8/15~9/6頃 富士11/1~11/30頃
 ・中学生以上1000円 幼稚園~小学生800円 食べ放題 お土産付
 
icon01ぶどうも、りんごも、直売しているので、購入のみでもOK!しかもik_20買い取る分を、自分で収穫してもいいんだって。
ik_48ぶどう1kg 1000円 ik_48りんご1kg 500円



山間部ならではの寒暖差、南向きの日当たりのよさ、水持ちの良い土壌…といった条件と、農家の方々の努力の結果、ほんっとに味のいいぶどうやりんごができました。
評判はリピーターからどんどんクチコミで広がっていきます。


観光農園としての環境整備も充実。出資しあって農園まで開通させた「ふるさと農道」や案内板。また、トイレなども完備して快適ですik_34





 
 

 高台からの景色は最高。
 気持ちいぃ~icon01










おいしいぶどう、りんご、気持ちのいい空気や景色、ほっと安らぐ村の雰囲気…御所の魅力を、たくさんの人に知ってもらいたい!と、様々な活動を続ける御所観光組合。道路の整備や看板作りも積極的に行います。
そんな御所地区では、NPO法人地球緑化センターより派遣された、「緑のふるさと協力隊」のお二人が活動中です。







緑のふるさと協力隊の中島さん(左)と柴田さん、中央は御所観光組合長の森下さん、そして森下さんのお孫さんのさらちゃん。
中島さんは福岡から、柴田さんは東京から。各農園で農作業を手伝いながら、御所の人たちと交流を深める毎日です。






今はもうぶどうもりんごも終わってしまったのですが、
滑り込みで撮影させてもらえたのが、こちら、上垣内農園さんの富士りんごの木。
1本の木に、まさしく「たわわ」になるりんご。木まるごと1本のオーナー制度もあります。



                                             







                    上の写真、同じ「富士」だけど、見た目も全然違うでしょ。
                    なんと、この2種のりんご、実は同じ木に成ってるんです。
                    オドロキface08
                    高接(たかつぎ)という接木の技で、左が「着色系」右が「しま系」
                    ♫見た目通りのネーミングface02しかも、もっと驚きは、
                    土台の木は、富士ではなく、津軽の木だって!






そんないろんなことを教えてくれた、
上垣内農園のおかあさん。
約100本あるりんごの木はほぼ完売。
収穫後の木へのお世話も
愛情たっぷりに、まるで語りかけているよう。



   




上垣内農園さんに行くと、迎えてくれます。山羊のななおくん。



みんな、会いにきてめぇ~












今頃の情報でごめんなさい、みなさんicon23
来年はぜひぜひ出かけてみて。
りんごの木を1本オーダーするのもおすすめ。お世話は全部農家さんにおまかせして、
その年その木に実ったりんごを全部もぎとれるというシステム。
何家族かでシェアしてはいかが?木の大きさによるけれど、1本1万円くらいからあるそう。





御所観光案内所
TEL 0736-22-7737

開演期間外連絡先 0736-22-2975(森下)
伊都郡かつらぎ町大字御所
ぶどう✿上記観光組合まで
りんご✿上垣内農園 0736-22-2972
井尾農園 0736-22-2466 長谷場農園 0736-22-2344




  

Posted by わかやまNPOセンター at 18:15Comments(0)

2011年12月01日

遅ればせながら…交流会の様子です





「農と食でつながる社会起業家交流会」


11月18日(金曜日)…もうずいぶん日にちはたってしまいましたが。
和歌山市NPOボランティアサロンにて、わかやまNPOセンター主催の上記イベントを開催しました


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ik_20社会的課題にビジネス手法で取り組む人のことを、社会起業家といいます。
とってもお固くて、難しそうなんですが…
今回は、社会起業家とまでいかなくても、
地域に密着して熱意ある活動をされている方々にネットワークづくりをしていただき、
さらに活動の幅を広げ深めていただけたら…
そして、起業という形に発展し、活動を継続していただけたら…
という思いで交流会を開催しました。

紀北地域は、農産物にも恵まれ、食や農に関する活動が活発です。
それが地域の、農村の、そして和歌山全域の振興につながる可能性は大きいのではないでしょうか。

というわけで、食や農に関連する活動者17団体、そして行政の方や大学生もオブザーバーとして参加していただき、総勢46名のにぎやかな会となりました。









 【内容】 


18:30 第1部 事例発表~農と食のネットワークづくり~

     ①かつらぎ町 天野の里づくりの会 
     ②コミュニティ・レストラン シュフシェフ
     ③桃りゃんせ 夢工房

     それぞれの活動や今までの経緯などを話してくださいました。
     いずれもこのブログで紹介しているので、ぜひ遡って見てみてね。


19:20 第2部 講演「農村の女性起業~食農から地域活性化へ~」  

     講師:和歌山大学地域創造支援機構特任教授 湯崎 真梨子氏
     
      <プロフィール>
       博士(学術・地域マネジメント/大阪府立大学)
       専門は、農村社会学、地域再生学。
       著書「紀の国わたし物語~うみやまさとまちに生きる」 (1998年・夏蜜柑編)
       「移住者と地域住民の連携による農村再構築」(都市と農村2002年・日本経済評論社)

       農村地域に密着して研究していらっしゃる湯崎先生に、
       農村での女性の地位役割の変遷や
       自然災害の前に一瞬にして崩壊の危機を迎える農村の現実などを、
       画像を織り交ぜながらお話いただきました。
    


20:00 試食会と交流会 

       参加団体の方の手作り産品を試食しながらの交流会です。
       これ、どうやって作るんですか~ おいしいですねっ
       など、やっぱり、食べながらの会って、場がなごむし、交流には最適ですね。
       あちらこちらで活動の情報交換やつながりの姿を見られました。
       
       
      試食品
      ik_48天野米(かつらぎ町天野の里づくりの会)
      ik_48桃のコンフィチュール・桃入り金山寺味噌(桃りゃんせ夢工房)
      ik_48こんにゃく&黒豆の柚子味噌・うめじくジャム(青州の里四季グループ)
      ik_48山椒ジャム・山椒ペースト(かんじゃ山椒園)
      ik_48ジンジャージュース(おしゃべり広場ホッピング)
      ik_48ひじきのシフォンケーキ・わかめのパウンドケーキ(3時のかんぶつ屋さん)
      ik_48栗ジャム・梅ジャム・栗アイスミルク(紀州マルイチ農園)


この日の様子をとっても詳しく画像いっぱいに紹介してくださってます。ぜひのぞいてみてください!

http://www.food-topic.com/one/jfaac3101_150.html

http://hopping.ikora.tv/d2011-11-19.html  

Posted by わかやまNPOセンター at 16:19Comments(0)